ハチは何千万年前もむかしから生き続けている神秘的な生き物です。
蜂の祖ともいえる種族は3500万年前に存在していたということがわかっており、
人類よりも早くから誕生していたとされています。
最初の人類と言われているアウストラロピテクスという種族が生まれたのはおよそ100万年前ですから、
これと比較すると、随分と昔から存在していたことになります。
そんなミツバチの不思議は【社会性】にもあります。
蜂は巣のなかに独自の社会を築いているということはよくしられている事実ですが、
そのなかでも育児担当や巣作り担当、見張り担当などの仕事が各自に分担されているという点は、
特に注目すべきでしょう。
それゆえに、ハチが作り出す副産物はいくつもあります。
ここでは、そういった豆知識を中心に詳細に解説してします。
プロポリスやハチミツ、そしてローヤルゼリーとミツバチの作り出す副産物はいくつもあります。
それぞれどのように異なるのかという点をご存じの方は少ないかもしれません。
【プロポリス】
この原料となるのは木々の樹木が中心です。
もちろん他にも蜜や花粉などが原材料になっています。
この物質は巣を加工する目的で使われます。
殺菌性・消毒性に優れているため、巣の中を常に清潔に保つことができるのです。
そもそもハチの巣は半密室空間であり、非常に温かく、湿気も多い環境にあります。
すなわち雑菌や細菌が繁殖しやすい環境ということです。
それにも関わらず、巣のなかが清潔に保たれているのはプロポリスのおかげなのです。
【ハチミツ】
言わずとしれたミツバチの作る代表的な産物です。
原料となるのは植物の蜜ですが、それを巣のなかに持ち帰って加工したものを指します。
加工するだけではなく、巣には貯蔵するシステムまであるというのも神秘的です。
ローヤルゼリーが女王蜂専用の食べ物であるため、働き蜂はこのハチミツを食べます。
自然界で最も甘い蜜としても知られています。
こちらのどういった効果が期待できるかについての詳しい説明も、ぜひご覧ください。
ローヤルゼリーは古くから人類に利用されてきたという歴史があります。
ただし、現在と同じように活用されるようになったのは実は最近のことです。
1900年代に当時のローマ教皇が危篤状態にあり、その際に使用されたという出来事がありました。
すると奇跡的なまでの回復効果があったとして、見事に危篤状態から立ち直ったそうです。
その後に、現在のような活用方法が急速に普及していったと考えられています。
日本では1960年から国内での生産が始まったとされています。
こちらの栄養素が豊富な生ローヤルゼリーについての解説もご覧ください。